コンクリートの硬化時間について

コンクリートはセメントと水を水和させて、科学的結合を強めたうえで時間をかけ硬化していきます。
しかし、どのくらいの時間が経てば歩ける程度の硬さになるのでしょうか。
今回は、コンクリートの硬化時間についてご紹介していきたいと思います。
▼コンクリートの硬化時間
コンクリートは、構造部材として機能する硬さになるまで28日の期間が必要です。
最低でも1日、できれば3日間は打設した部分を歩くのを避けたほうがよいでしょう。
また、打設後5日間以上は大きな衝撃や激しい温度変化・乾燥などが起きないように保護することが大切です。
品質の劣化等にも繋がりますので、硬化するまでは慎重さが重要になってきます。
コンクリートの硬化時間にはコンクリートの温度が関係し、温度が高いと早く低いと遅くなってしまいます。
場合によっては、ゆっくり硬化させた方が良い時もあり、施工する場所や環境で温度をしっかり管理しなければなりません。
▼コンクリートが固まるのに天気は関係する?
コンクリートの固まる時間は外の気温で変わり、平均気温が25度以上の時には暑中コンクリート、4度以下の時には寒中コンクリートと気温に合わせて使います。
打設前後の雨は影響ありませんが、作業中の雨はコンクリート品質に影響が出てしまうこともあります。
固まるのに影響が大きく出そうな時には、別な日に工事日程をずらすこともあります。
▼まとめ
コンクリートの強度を重視する時には、その分時間も多く必要になってきます。
固まる時間は天候によっても左右されてしまいますので、プロに相談することをおすすめします。
『株式会社匠輝』では、「より正確に、そして安全に」をモットーとしています。
建築床板などのコンクリート製品の製造のことなら、お気軽にお問い合わせください。

TOP