コンクリート水路の耐用年数と劣化原因

昔から農業が盛んな日本では、コンクリート水路を目にする機会も多くあります。
一見頑丈そうなコンクリート水路ですが、時間とともに劣化する事実をご存知でしょうか?
そこで今回は、コンクリート水路の耐用年数と劣化の原因についてご説明いたします。
▼コンクリート水路の耐用年数と劣化原因
◼耐用年数
コンクリート水路の標準的な耐用年数は、40~50年程度と言われます。
しかし実際はひび割れや亀裂から漏水(水漏れ)し、耐用年数よりも早く劣化してしまうケースも少なくありません。
なぜ耐用年数が短くなってしまうのか、下記でお話いたします。
◼劣化の原因
コンクリートの劣化は水・酸素・二酸化炭素・塩化物イオンなどが入り込んだり、水路の置かれている環境が大きな原因です。
気温・温度・水分・日射量などの自然条件のほか、海から飛来する塩分や凍結防止剤散布の影響など地域性にも由来します。
劣化によってコンクリート部分に収縮やひび割れが頻発すると、さらに流水の浸食作用が加わってどんどん摩耗していくのです。
そのままにしていると、浸水や漏水などが発生してしまう原因になるため補修をする必要があります。
劣化したコンクリート水路を長寿命化するために、補修・補強・劣化対策をしている業者に相談しましょう。
▼まとめ
コンクリート水路の耐用年数は40~50年程度と言われていますが、ひび割れや漏水などで耐用年数が短くなる場合もあります。
その原因は設置されている地域の気温・温度・日射量や、水分浸透・凍害・海水など地域性に関連した外的要因です。
劣化をそのままにしていると、浸水や漏水などが発生してしまう原因になるので補修をしましょう。
『株式会社匠輝』では水路建築も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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