型枠工事に欠かせないセパレーター。
セパレーターについてご存知でない方も多いのではないでしょうか?
今回は、セパレーターの用途についてご紹介していきたいと思います。
▼セパレーターの用途
コンクリートの壁を作る場合、コンクリートを流し込むのに型枠工事をしなければいけません。
コンクリートの壁の厚さは型枠の幅で決まるため、幅を一定にするのにセパレーターが用いられます。
また、型枠の強さを保つという役目もセパレーターにはあります。
コンクリートを型枠内に流し込むと、外側に膨らんでしまう側圧という数トンの力が加わります。
木箱だけで型枠を作ってしまうと、側圧によって形状を保つことはできません。
▼セパレーターの強度
2分5厘のセパレーターで1,400~2,000kgfが許容強度になります。
2分5厘は太さのことで、太ければ太いほどもちろん強度も増していきます。
形状や太さ、長さは現場によって選ぶことが重要です。
▼セパレーターの種類
セパレーターの種類はたくさんありますが、代表的な物をいくつかご紹介します。
・H(エイチ、座金)→基礎や地中梁、建築物の上部で仕上げがある場所で使われる
・B(Bセパ、丸セパ)→打放し、土木工事
・ハット→基礎や地中梁など地面より上になる場所やピット部
・スタッド(スタッドセパレーター)→両端に溶接の必要がある場合使われる
・チューブコン→土木工事
▼まとめ
セパレーターは、型枠工事をする時に必ず使われる道具です。
『株式会社匠輝』では、建築板などのコンクリート製品の製造や鋼製型枠のメンテナンス業務やアジアン雑貨の輸入販売事業などを行っています。
「より正確に、そして安全に」をモットーとしていますので、お気軽にお電話やメールフォームからお問い合わせください。