バラスとはなにか

「バラス」という言葉は普段あまり聞かない言葉です。
しかし、建設や土木の現場ではよく使われており、このバラスなしでは工事が進みません。
そこで今回はバラスがどういったものなのか、バラスと砂利はどこが異なるのかをご紹介しましょう。
▼バラスとは
バラスは正式にはバラストと呼ばれており、もともとは船や潜水艦などに積む重しを指していました。
船に何も積んでいない状態だと、船体が軽すぎて安定しません。
これを防ぐためにのせるのが、バラストです。
バラストに使われる主なものが水・砂・砂利の3つで、この中でも特に砂利が使われることが多いようです。
このことから、いつの間にか砂利のことをバラスと呼ぶようになったのです。
なお土木用語では、砕石をバラスと呼ぶことがあります。
▼砂利と砕石との違い
バラスは正式には重しを指しますが、現在では砂利や砕石をバラスと呼んでいます。
砂利と砕石はどちらもバラスと呼ばれることがありますが、もともとは違ったものを指しているのです。
砂利は大きな石が水の流れなどにより自然に削れて小さくなったもので、丸い形のものが含まれています。
見た目が綺麗なものが多く、外構の庭や見えるところに使われることが多いです。
一方砕石は、力を加えて大きな石を砕いたものなので、角ばっています。
線路脇や駐車場・建物の基礎部分などに使用されることが多い石材です。
▼まとめ
バラスの正式名称はバラストで、もともとは船などの重しとして使われているものを指していました。
現在は、砂利や砕石のことをバラスと呼ぶことが多いです。
砂利と砕石は似ていますが、砂利は事前に削れ丸みを帯びている一方、砕石は人工的に割るため角ばっているという違いがあります。
これらの違いを把握し、用途に合うものを選択しましょう。

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