これからビルを建てたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
建築工事の流れを把握しておくことで、無駄な時間や費用を抑えることも可能です。
今回は、ビルの建築工事の大まかな流れをご紹介します。
▼ビルの建築工事の流れ
■着工準備
着工準備は以下の流れとなります。
①申請や届出…役所へ工事に必要な申請や届出行う
②近隣説明会…近隣の方々を対象に、建物の用途や施工の仕方などを説明
③現場調査…ビルを建てる場所の、詳しい環境調査を行う
④地盤調査…地盤を詳しく調べ、工事の方法・排水計画を立てる
必要に応じて液状化試験も行われることが多い
⑤仮囲い・ゲートの設置…工事現場で出た粉塵が外に広がらないよう、現場周辺を囲う作業
■着工後
①杭工事…建物を支える杭を作る工事
③掘削工事…地下部分の工事のため、土を掘ることを指す
④地下躯体工事…建物の地下にある骨組みを作る工事
⑤地上躯体工事…建物の地上部分の工事
⑥外装工事…外壁や建物の外側を作る工事
⑦内装工事…天井や壁など、建物の内側の工事
⑧外構工事…敷地内の歩道や車道・植栽などを、整える工事
建築工事の流れを知っておくと、設計者や施工者などの関係者とのさまざまなやりとりをスムーズに進められます。
実際に工事が始まってからも、進捗状況を正しく把握することができるので正しく理解しておくとよいでしょう。
▼まとめ
ビル建築工事は大きく分けると着工準備と着工後の2つがあり、それぞれやるべきことがたくさんあります。
特に着工前は依頼者側が行わなければならないこともありますので、しっかりと確認しておきましょう。
不安なことや疑問点がありましたら、依頼する業者にその都度確認すると安心です。