フライアッシュの役割とは?

建築業界では「フライアッシュ」という言葉を耳にすることがあります。
名前だけであれば聞いたことがあるかもしれませんが、詳細をご存じの方は少ないのではないでしょうか。
そこで当記事では、フライアッシュの概要・役割について紹介します。
▼フライアッシュとは
フライアッシュとは、石炭を燃焼するときに発生する灰のことを指します。
以前は産業廃棄物でしたが、コンクリートと相性が良いことが判明し、工業製品として利用されることになりました。
▼フライアッシュの役割
フライアッシュは混和材として利用し、長期強度の高める役割があります。
これは、フライアッシュに「アルカリシリカ反応が抑制される」という性質があるためです。
またフライアッシュを混和材したコンクリートは「フライアッシュコンクリート」と呼ばれ、従来のものよりひび割れが発生しにくい特徴があります。
▼フライアッシュの活用例
フライアッシュの活用例は、フライアッシュコンクリートだけではありません。
アスファルトフィラーや地盤改良材、屋根瓦からタイルまで活用例はさまざまです。
かつて産業廃棄物として処理されていたものとは思えないほどの活用がなされています。
▼まとめ
フライアッシュは石炭を燃焼するときに発生する灰のことであり、コンクリートや瓦などに利用されています。
聞きなれない素材かもしれませんが、皆さんが歩いているコンクリートにも利用されているのです。
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