砂利と砕石はしっかりとした違いがあるため、使い方や用途が異なります。
しかし見た目が似ているため、何が違うのかわからないという方もいるでしょう。
そこで今回は、砂利と砕石の違いについて解説します。
▼砂利と砕石の違い
■砂利とは
砂利は人の手を加えることなく、自然にできた小さな石を指します。
特徴の1つとして角がないことが挙げられますが、これは川や海の中を転がることで次第に角が取れていったためです。
そして砂利は色によって種類が分かれています。
青が青玉砂利、赤褐色が赤玉砂利、白が白玉砂利、複数の色が混ざったものを五色砂利といいます。
砂利はコンクリートを作る際の材料として使われるほか、ガーデニングでも用いられることも多いです。
■砕石とは
砕石は、粉砕機によって砕かれた石を指します。
一つひとつが角張っており、サイズもバラバラなのが特徴です。
砕石の用途は幅広く、道床バラストや道路の路盤材、生コンの骨材などに使われています。
そのため砕石にはさまざまな規格があり、用途によって使い分けられています。
砕石はホームセンターなどで購入することができるため、購入する際はサイズや種類を間違えないように注意しましょう。
▼まとめ
砂利は人の手を加えることなく、自然にできた小さな石を指します。
一方、砕石は粉砕機によって砕かれた石のことです。
そもそも作り方が異なるため、形状やサイズなどにも違いがあります。
見た目は似ていますが、特徴が異なるため用途に応じて使い分けが必要です。